I have stated my concerns with Amazon long before the Election. Unlike others, they pay little or no taxes to state & local governments, use our Postal System as their Delivery Boy (causing tremendous loss to the U.S.), and are putting many thousands of retailers out of business!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2018年3月29日
トランプ大統領 アマゾンを強く批判 #nhk_news https://t.co/LSRhbTSkYx
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年3月29日
トランプ大統領は29日、ツイッターにネット通販大手のアマゾン・ドット・コムについて「私は選挙の前から懸念を表明してきた」と書き込みました。そのうえで「彼らはほかの企業と違って税金をほとんどか、全く払っておらず、アメリカにばく大な損害を与え、何千もの小売業者を倒産に追い込んでいる」と主張し、強く批判しました。
この前日、アメリカのメディアはトランプ大統領がアマゾンに対して課税を強化することを検討していると報じ、ホワイトハウスのサンダース報道官は「現時点ではいかなる措置も検討されていない」と否定しましたが、株価が一時、大幅に下落しました。
これまでもトランプ大統領は、みずからに批判的な有力紙ワシントン・ポストを買収したアマゾンのCEOをツイッターで非難していて、アマゾンへの攻撃を強めています。
アマゾン・ドット・コムは、トランプ大統領の批判についてコメントしていませんが、アマゾンの資料によりますと、2016年に4億1200万ドル(およそ437億円)の税金を政府に納めています。
また、去年4月以降、売上税のある45の州でネット通販の商品に売上税を上乗せして、それを州政府に納めているということです。
アマゾンのジェフ・ベゾスCEOは、2013年に個人として、ワシントン・ポストを買収するなど、アメリカを代表する資産家です。
世界の長者番付を発表している経済誌フォーブスは、今月、ベゾスCEOの資産総額が1120億ドル(およそ11兆9000億円)で、マイクロソフトの創業者のビル・ゲイツ氏を抜いて初めて世界で首位になったと発表しました。
これに対してトランプ大統領は31億ドル(およそ3300億円)で、順位を落として766番目でした。
アメリカのメディアは、トランプ大統領の事実誤認と、自分よりも裕福なベゾスCEOに対する妬みが批判の根底にあるのではないかなどと皮肉交じりに報じています。
We are going to REBUILD our crumbling infrastructure, and there is no better place to begin this campaign than in the Great State of Ohio. A tremendous honor to be here today at a state-of-the-art training site, where the skills of the American Worker are forged and refined! pic.twitter.com/bU3KS62c0x
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2018年3月29日
Washington spent trillions building up foreign countries while allowing OUR OWN infrastructure to fall into a state of total disrepair. No more! It's time to REBUILD, and we will do it with American WORKERS, American GRIT, and American PRIDE! pic.twitter.com/Q9rPZi2D2s
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2018年3月29日
President Trump #infrastructure remarks in Ohio – watch on C-SPAN https://t.co/T8Yg24jjyo https://t.co/T8Yg24jjyo pic.twitter.com/sHVtmGVPHo
— CSPAN (@cspan) 2018年3月29日
「これから興味深くなる」トランプ大統領が米朝首脳会談に期待感 #nhk_news https://t.co/a3CSY2MDsc
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年3月29日
トランプ大統領は29日、中西部オハイオ州で演説し、北朝鮮をめぐる情勢について「われわれは北朝鮮ととてもうまくいっている。緊張が少し緩和されているのは確かだ」と述べました。
北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長が、中国の習近平国家主席と首脳会談を行ったことなども念頭に、北朝鮮について前向きな動きと評価したものと見られます。
そのうえでトランプ大統領は「何が起きるか見てみよう。よいことが起きるかもしれないし、そうでないかもしれない。これからしばらくはとても興味深くなるだろう」と述べ、米朝首脳会談の実現に向けて期待感を示す一方、引き続き北朝鮮の対応を注視していく考えを示しました。
一方、トランプ大統領は、韓国との間で結んでいるFTA=自由貿易協定を見直すことで大筋で合意したことについて、「北朝鮮との合意ができるまで保留するかもしれない。なぜなら非常に強いカードだからだ」と述べました。
発言の真意は明らかになっていませんが、トランプ大統領としてはFTAを交渉材料としてちらつかせることで、米朝首脳会談に向けて、韓国側のさらなる協力を引き出したい狙いがあるとの見方も出ています。
アメリカのコーツ国家情報長官は29日、テキサス州で行った講演で、南北対話など北朝鮮の最近の動きについて「前向きな解決策をうかがわせるものだが、現状を曇りなき目で冷静に見ていく必要がある」と述べ、北朝鮮側の狙いを注意深く見極める必要があると指摘しました。
そのうえで、これまで核問題をめぐるアメリカと北朝鮮の協議は北朝鮮側の約束違反で失敗に終わってきたとしたうえで、「真の問題は北朝鮮が言葉どおりに非核化をするかどうかだ」と述べて、北朝鮮との交渉は核兵器の放棄を確実にするものでなければならないと、強調しました。
トランプ大統領「シリアから近く出ていく」 #nhk_news https://t.co/v1DtrP4EHZ
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年3月30日
トランプ大統領は29日、中西部オハイオ州で支持者らを前に演説し、過激派組織ISを掃討するためとしてアメリカ軍が駐留するシリアをめぐり、「われわれはISをたたきのめしている。そして100%奪還するだろう」と述べました。
そのうえで、「われわれは近いうちにシリアから出て行く。ほかの人々に面倒を見させればいい」と述べ、シリアからの撤退を示唆しました。
アメリカ政府は、これまでISを掃討したあとの力の空白地帯で、イランなどが影響力を増すことを防ぐために、アメリカ軍の駐留を続ける方針を示してきましたが、仮に全面的に撤退すれば、シリア政策を大きく転換させることになります。
一方、国防総省のホワイト報道官は29日の記者会見で、シリアでの活動を続けるとの考えを改めて示しました。
トランプ大統領の詳しい真意は明らかになっていませんが、今回の発言は、トルコとの国境に近いシリア北部の一部の部隊だけを念頭においたものではないかという見方も出ていて、今後、トランプ大統領が具体的にどのような対応をとるのか注目されます。
フランスのマクロン大統領は29日、シリアのクルド人勢力の代表団とパリで会談し、フランス大統領府によりますと、マクロン大統領は、この中で、シリア北部で過激派組織IS=イスラミックステートが再び力を取り戻すのを阻止するため、クルド人勢力を支援することを明らかにしたということです。
これに関連して、クルド人勢力の代表の1人はロイター通信に対し、マクロン大統領が、シリア北部にフランス軍を派遣することを約束したと話しています。
フランス大統領府は、これについて言及を避ける一方で、マクロン大統領が今後、クルド人勢力と、これをテロ組織と見なして敵対するトルコとの仲介に立つ用意があると表明したことを明らかにしました。
ただ、クルド人勢力をめぐっては、アメリカがISに対抗するうえで協力関係を築いたのに対し、トルコが猛反発して、アメリカとトルコの関係が悪化した経緯があり、フランスがクルド人勢力を支援することになれば、フランスとトルコの関係悪化は避けられないものと見られます。
今月27日にはアメリカのトランプ大統領とマクロン大統領が電話会談し、シリア情勢について意見を交わしていて、シリアからの撤退を示唆するトランプ大統領の発言と、クルド人勢力を支援するというマクロン大統領の発言の真意に関心が集まっています。
マティス国防長官、「悪魔の化身」ボルトン氏と対面 https://t.co/6DAkqg1MxK
— ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 (@WSJJapan) 2018年3月30日
ジム・マティス米国防長官は29日、国防総省の階段で国家安全保障問題担当の次期大統領補佐官ジョン・ボルトン氏を迎えた時、「あなたのことは悪魔の化身だと聞いている」と冷やかした。
マティス氏はトランプ氏の国家安全保障チームに残る数少ない当初メンバーの1人だ。一方のボルトン氏はワシントン歴が長く、米国のイラク侵攻(2003年)を主張したが、トランプ氏はこの侵攻を批判している。先週、トランプ氏はボルトン氏がH・R・マクマスター氏の後任として、この14カ月で3人目の国家安全保障問題担当大統領補佐官に就任すると発表した。
ボルトン、マティス両氏は国家安全保障の主な側面で意見が分かれている。北朝鮮とイランに対する先制攻撃を支持すると話すボルトン氏に対し、マティス氏は北朝鮮との戦争が「信じられない規模の悲劇」になると述べている。また、米国がイランおよび主要5カ国と交わした合意にとどまることに賛成だ。
2日前にはマティス氏が、自身とボルトン氏はそりが合わないのではないかとの懸念を一蹴。「幾つか異なる世界観があって欲しいと思う。集団思考を望むならともかく、そう思うのが普通だ」とし、「彼と働くのが楽しみだ」と述べた。