【なるほど】警察のパトカーにトヨタのクラウンが多い理由https://t.co/0lNRaoGB3K
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2018年4月2日
厳しい採用条件がある中で、クラウンはパトカー専用グレードを用意。豪華な装備が省かれた専用車は1台約280万円弱と、市販車より安価という。 pic.twitter.com/hUaJo8nrkp
じつはパトカーにするには警察庁が定めた基準があり、それをクリアした車両だけがパトカーとして納入できるのである。その内容を一部抜粋すると、
・車体は、4ドアのセダン型であること。
・排気量は、2500cc級以上であること。
・乗車定員は、5名であること。
・トランクルームは、床面が概ねフラットなものであり、容量が450L以上であること。
・サスペンションは、トランクルームに常時約60kg積載し、かつ、昇降機構付き警光灯を搭載して約20万km走行することに耐えうる構造とすること。
などである。
じつはクラウンは伝統的にパトロールカー専用のグレードが用意されているのだ。
ちなみに平成28年度のデータでみると、クラウンの警ら用パトロールカー(2.5リッターガソリンエンジン2WD)は500台弱が納入され、1台当たりの価格は280万円弱となっている。市販のクラウンロイヤルが約380万円〜というところから見るとかなり安い印象を受けるが、豪華な装備は省かれているし、まとまった台数の受注が受けられる(総額で13億超)ということで、トヨタとしても充分に利益が出る計算なのだろう。