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成長が見込まれる資産運用の分野を強化するため、「三井住友フィナンシャルグループ」と「大和証券グループ本社」は、系列の資産運用会社を来年4月をめどに合併させることになりました。


合併するのは「三井住友アセットマネジメント」と、「大和住銀投信投資顧問」です。


発表によりますと、両社は来年4月をめどに合併し、三井住友側が50.1%を出資し、大和証券側が20%余りを出資するということです。残りは保険会社などが出資します。


合併後の社名は今後、検討するとしていて、運用資産の残高は合わせて20兆円近くと、国内で8位の規模になるということです。


今後は、それぞれの強みをいかして運用力を高めたり多額の費用がかかるシステム投資を削減したりするほか、投資信託の商品開発を強化していくとしています。


日銀の大規模な金融緩和に伴う金利の低下で銀行を取り巻く経営環境が厳しさを増す中、大手金融グループ各社は、投資ニーズの高まりなどから今後の成長が見込める資産運用ビジネスの強化を図っていて、「三菱UFJ」や「みずほ」もグループ内の会社の再編や、他社との統合などを進めています。