https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com


4年前、オランダ発のマレーシア航空の旅客機がウクライナ東部の上空で撃墜されて乗客乗員298人全員が死亡し、オランダやウクライナなど5か国で作る合同捜査チームが捜査を続けています。


捜査チームは24日、オランダ中部で記者会見を開き、捜査の結果、旅客機を撃ち落としたロシア製のミサイルは、ロシア西部クルスクに展開するロシア陸軍の部隊からウクライナに持ち込まれたことがわかったと発表しました。


捜査チームは、これまで、旅客機を撃ち落としたミサイルがロシア製であることや、ウクライナ東部の親ロシア派の支配地域にある村から発射されたと発表していますが、ロシア軍部隊から持ち込まれたと特定したのは初めてです。


ただ、ミサイルを発射したのがロシア軍か、ウクライナの親ロシア派かについては明らかにしておらず、合同捜査チームは、目撃者などからの証言をさらに集めるとしています。

今回の結果を受けて、ロシア国防省は24日、声明を出し、「画像編集ソフトを使って精巧に加工され、インターネットに掲載された写真だけで結論が導き出されたことを懸念している。捜査チームは『ミサイルは、ウクライナ軍が管理していた区域から発射された』という目撃者の証言を完全に無視しているという事実にも注目してもらいたい」として、ロシア軍の関与を否定するとともに、不十分な証拠と不当な捜査に基づくものだと批判しました。