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5年前、親ロシア派が支配するウクライナ東部の上空でオランダ発のマレーシア航空の旅客機が撃墜され、オランダ人など乗客乗員298人全員が死亡しました。

オランダやウクライナなど5か国で作る合同捜査チームは19日、記者会見し、ロシア軍の元大佐ら3人とウクライナ人1人の合わせて4人がロシア製のミサイルの配備に関わったとして4人を殺人の罪で起訴すると発表しました。

捜査チームは傍受した電話の音声やSNSのやり取りも公開し、オランダの主任検察官は「4人がミサイルのボタンを直接押さなかったとしても、配備に深く関わったと見ている」と述べて、4人をすでに国際指名手配したことも明らかにしました。

捜査チームは来年3月にも裁判を始める方針で、ロシアに対して身柄の引き渡しなど司法手続きに協力するよう求めました。

ロシア外務省は19日、声明を発表し「遺憾だとしか言えない。国際社会におけるロシアの信用を失墜させることをねらった言いがかりだ」と述べて反発し、改めて事件への関与を否定しました。

そのうえで「旅客機の墜落の真相が解明され真犯人が公正に裁かれるよう、ロシアは今後も捜査活動を支援し続ける」と強調しました。

防衛省によりますと、20日午前8時53分ごろ、沖縄県南大東島の沖合で、ロシア軍のTU95爆撃機2機が日本の領空を侵犯しました。

航空自衛隊の戦闘機がスクランブル=緊急発進して無線で警告を行い、2分46秒後に領空を出ました。

その後、爆撃機は太平洋上を北上し午前10時22分ごろには、このうちの1機が、東京の八丈島の沖合で再び領空を侵犯しました。

このときも航空自衛隊の戦闘機が無線で警告を行い、1分56秒後に領空から出たということで、いずれのケースでも警告射撃は実施しませんでした。

ロシア機やロシア機とみられる軍用機が日本の領空を侵犯したのは、4年前の平成27年9月以来です。

爆撃機20日午前に日本海を南下して対馬海峡の上空を通過したあと、沖縄の南から太平洋上を北上し、ロシアの方向へ飛行したということで、防衛省が飛行の目的を分析するとともに、警戒と監視を続けています。

最近では4年前の平成27年9月に北海道根室半島沖の上空でロシア機と見られる1機が日本の領空を侵犯しました。

このため航空自衛隊の戦闘機がスクランブル=緊急発進をして無線で呼びかけたところ16秒後に領空の外に出たため警告射撃は実施しませんでした。

また、6年前の平成25年8月には、ロシアの爆撃機2機が福岡県沖の日本の領空を侵犯しています。
領空侵犯のおそれがあるとして航空自衛隊は昨年度、999回のスクランブル=緊急発進を行いましたが、このうちロシア機に対するスクランブルは343回と全体の34%を占め、中国機の638回に次いで2番目に多くなっています。

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