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政府は5日の閣議で、河川など水資源の現状と課題をまとめた「水循環白書」を決定しました。


3回目となることしの白書では、気候変動の影響と見られる渇水が全国の河川で相次いでいる現状について特集を組み、去年、首都圏を中心に全国14の河川で取水制限が行われたことを踏まえ、今後、さらに厳しい状況を想定した対応が求められるとしています。


このため、ためた雨水を公園や道路の植樹帯への散水に活用している例や、自動車や電気製品の工場などで工業用水を再利用している例をあげ、こうした対策をさらに進めるべきだとしています。


また、水源をかんようする森林を保全するため、間伐や植栽などを適切に行うことが不可欠だとしているほか、最新のIT技術を活用して水田の水位や水温を常時把握することで、効率的に農業用水の管理を行う取り組みを全国で拡大すべきだとしています。