岩に刺さった剣というとアーサー王物語のエクスカリバーの話を思い出すんですが、イタリアのトスカーナ地方にある聖ガルガーノ修道院という所で実際に岩に800年以上突き刺さったままになってて伝説になっている剣があるらしく歴史オタクとして是非行かねばという気持ちになっています pic.twitter.com/mcyY2R9Dgt
— ヤスキハガネ (@wiener_kongress) 2018年6月10日
地元の伝承では12世紀に実在したガルガーノ・グイドッティという騎士が、キリスト教の大天使ミカエルに会って啓示を受け、その後たどり着いたトスカーナのモンテシエピという場所に礼拝堂を建てようとして周りに十字架を作るための木材が無かったので、代わりに持っていた剣を突き刺したんだそうです pic.twitter.com/XA8A2SWP5e
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この話の凄いところは、突き刺さった剣を現代の科学技術で測定してみたところ本当に12世紀の頃に作られた剣だということで、剣のくだりについては単なる伝承やおとぎ話ではなくガチであることが分かったことでしょうか。参考に英紙ガーディアンの記事→ https://t.co/Ws0q68L93T
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アーサー王物語に石からエクスカリバーを引っこ抜く描写が出てきたのは13世紀頃辺りからと今のところ言われているのですが、ガルガーノの剣の話が影響を及ぼしたかどうかについてはなんともはっきりしていない感じのようです pic.twitter.com/Gd0MQyayZD
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