【W杯】西野朗監督、本田外しを決断か コロンビア戦はベンチスタートが濃厚https://t.co/d1G0iteflG
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2018年6月16日
戦術練習で主力組を外れているという。2試合連続で結果を出せなかったことなど考慮し決断を下したという。 pic.twitter.com/AJbLTY5vQc
土壇場でのスタメン落ちでもある。3月のベルギー遠征まで約半年招集しなかったハリルホジッチ前監督が4月に解任され、西野監督が後任に就いて追い風は吹いた。西野ジャパン初戦の先月30日のガーナ戦(0●2)、8日のスイス戦(0●2)と2試合連続で先発し、攻撃の中心に据えられた。しかし、2試合を通じて、1年9か月ぶりの国際Aマッチ得点を決める事はできなかった。一方で出場しなかった12日のパラグアイ戦(4○2)では、同じトップ下のポジションを争うMF香川が1得点2アシストし、活躍した。
連続3大会目のロシアW杯は集大成と位置付けている。初出場した10年南ア大会は1次L初戦のカメルーン戦で初得点を決める →→ など2得点し、16強入り。14年のブラジル大会は初戦のコートジボワール戦でゴールするも1次L1分け2敗の惨敗だった。「優勝」「3大会連続初戦得点」も狙っていると公言していた。
ロシアは本田がかつてプレーした場所。10年1月から4年間、CSKAモスクワでプレーし、リーグ、カップ戦合わせて4つのタイトルを獲得した。昨年12月に「ロシアでやるW杯です。皆さん、覚えているか、忘れているか分からないですけど、4年間、あそこで住んでいた。そんな日本人なかなかいない。必ずアドバンテージになる」と話しており、ロシアでのプレーに自信を示していた。
“らしさ”こだわる「西野ジャパン」の理想主義 歴史繰り返す?https://t.co/becQsmZv1b
— デイリー新潮 (@dailyshincho) 2018年6月16日
W杯ロシア大会を戦う“西野ジャパン”のメンバーが決まった。それは“反ハリルジャパン”とでも言うべきものだった
W杯ロシア大会を戦う“西野ジャパン”のメンバーが決まった。それは“反ハリルジャパン”とでも言うべきものだった。
まず、選手選び。
「ハリルホジッチ前監督と衝突し、ハリル体制のままなら落選の可能性が高かった本田圭佑、香川真司の両名を選出しました」
とスポーツ紙デスク。
「逆に、ハリルに見いだされ、アジア最終予選でも得点をゲットした“自慢の息子たち”である井手口陽介と浅野拓磨は土壇場で落選。3月の欧州遠征で初招集ながら気を吐いた“秘蔵っ子”中島翔哉も西野監督は袖にしました」
かように“ハリルチルドレン”は冷遇されたのだが、それは単に“ハリル憎し”によるものではなさそうだ。
「ハリル監督は、選手選びも戦術も、どんな相手と対戦するかで組み替えていました。ですから、無名選手でも“コロンビア戦にだけ使う”みたいな秘密兵器として、サプライズ抜擢していたかもしれません」
と説くのは、スポーツライターの大塚一樹氏。
「翻って、西野ジャパンの陣容は、“上から選びました”と言わんばかりのオールスター。“香川を外して負けたら何を言われるかわからないから入れておこう”というような“言い訳しやすいメンバー”とも言える。ノーサプライズですし、このメンバーを見ても、グループリーグ3試合をどう戦うのかが見えてきません」
戦術もハリルとは違う。
「ハリルは4バックでしたが、西野監督は先の親善試合ガーナ戦で初めて3バックを採用しました」
とは先のデスク。
「守備が1枚減ったように思えますが、守る際に両サイドのMFが下がり5バックになる。W杯で日本は主に守勢に回る時間が多くなるので、実質的には5バックという超守備的フォーメーションです」
だが、これも“3か4か、はたまた5か”という単純な話ではなさそうなのだ。
「ハリルの4バックは、相手によって中盤を組み替える“相対主義”でしたが、西野監督は“絶対主義”。3バックで対応できない3トップ制のガーナに頑なに3バックを貫いた。4バックも練習しているようなので、どちらを採用するかはわかりませんが、“自分たちらしさ”にこだわるあまり柔軟性を欠いているように見えます」
お気付きだろうか。相対と絶対――現実路線と理想主義と言い換えることもできる両者の対立は、サッカー代表を議論する際に取り沙汰される永遠のテーマ、いわゆる“日本らしいサッカー”を目指すか否か、に行き着くのだ。