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 第2次中曽根康弘内閣の官房長官を務め、リクルート事件で受託収賄罪に問われた藤波孝生氏が、上告審にあたり「1審、2審の公判記録をしっかり読んでさえくれれば何の心配もないと確信しています」などと無罪を信じる手紙を知人に宛てていたことが22日、分かった。藤波氏は1審で無罪、2審で懲役3年、執行猶予4年の逆転有罪判決を受けた。手紙からは、裁判への強気な姿勢をみせながらも、当時の政局と自らの境遇を重ね合わせるなど動揺も垣間見える。

 リクルート事件 リクルートが子会社「リクルートコスモス」の未公開株を政官財界に譲渡した汚職事件。昭和63年6月、川崎市助役への譲渡を端緒に発覚、藤波孝生官房長官ら政治家2人を含む計12人が起訴され、全員有罪判決を受けた。中曽根康弘元首相や竹下登首相ら当時の自民党有力者への譲渡も判明し、竹下内閣は平成元年6月、退陣に追い込まれた。

【平成30年史】藤波元官房長官「首相経験者を逮捕する国にしたくない」 元秘書に語る 中曽根元首相をかばった? - 産経ニュース

 リクルート事件の裁判をめぐっては、藤波孝生官房長官が仕えた中曽根康弘元首相の関係者もリクルートコスモス社の未公開株を取得していたことから「藤波氏は中曽根氏をかばい、スケープゴートにされた」との見方もある。


 藤波氏の秘書だった松木謙公衆院議員によると、藤波氏は平成11年の有罪確定後にこう語ったという。


 「中曽根政権のときの問題は官房長官だった自分が責任を取ることが大事だ。田中角栄さんが捕まった、今度は中曽根さんが捕まったとなれば、日本の首相は終わった後、逮捕されるといわれてしまう。そんな国にしたくないだろう」


 松木氏が「辛(つら)いです。ご自分だけが悪者にされますよ。こんなことでいいんですか」と返すと、藤波氏は一言、「申し訳ない…」と述べ、心配をかけたことをわびたという。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180617#1529232033(当時の検察関係者によると、政界ルートでは、特捜部は「江副と中曽根の関係はかなり濃密」と判断していた。)


 −−細川護煕政権では小沢一郎氏と激しく対立した


 「ぎくしゃくし始めたのは衆院選挙制度改革で1票制にするか2票制にするかから。そういう議論は一番詳しいという自負があって『2票制は世界の常識』なんてテレビで発言した。それに市川(雄一元公明党書記長)さんがカチンときたそうですよ。小沢さんと市川さんは親しかったし、そこから武村批判が始まったんじゃないかな」


 −−細川政権がつまずいた原因は


 「政府と連立各党との連携がうまくいかなかった。一体であるべきなのが対立してしまった。それが最大の理由かもしれない」


 −−8党会派の連立は無理だったのか


 「55年体制以降、自民党単独政権が続いた。そこに多くの政党が集まった連立政権が誕生した。これは長続きせんぞという見方があった。しかし、連立にあたって政権合意を作った。自衛隊とか安全保障とか大事な政策は全部書いて合意したので、水と油のままではなかった。そんなことよりも(人間関係の)ギクシャクで壊れていったんです」


 −−8年に鳩山由紀夫元首相が旧民主党を立ち上げる際、武村氏を排除するという「排除の論理」が話題になった


 「鳩山さんにそんなことを言われる理由は思い当たらず、ものすごい違和感を覚えた。鳩山さんにも聞いたが、のらりくらりと逃げていた。どうも私だけでなく、自分と当選同期の連中を全員排除するといっていたんですね。自分より若い人、経験の少ない人を中心に鳩山新党をつくるということだった。『同期生は嫌だ』なんてことは明快に答えられませんわな。とにかく鳩山新党はマスコミがにぎやかに取り上げるから、ワーっと大きな動きになってできあがっていった」

 −−小選挙区制度については見直し論もある


 「率直に言ってちょっぴり後悔しています」


 −−なぜか


 「日本人の政治体質に合っていないのではないかということです。満場一致で決めるのが日本人のやり方で、多数決で決めるのは例外的です。フワッとした雰囲気で当落を決めていた中選挙区制が日本人の体質にあっていたという見方もあります。当時を反省して振り返ってみても、他になかなかいい制度が見つからなかった。もう一度、選挙制度について大議論をする価値はありますね」


 −−今後も政権交代は起こり得るか


 「十分に起こり得る。野党がシャンとして魅力的になれば…。野党は分裂しないでまとまっていけるかどうかにかかります」


 −−野党各党は糾合すべきだと


 「小選挙区制度が続く限りはそうならざるを得ません。参院選も定数1の選挙区が多いから、小異も中異も捨てて大同につくおおらかさが必要でしょう」


 −−政党再編といえば、自由党小沢一郎氏だが


 「小沢さん、長い間ご苦労さんでした。よく頑張られました、と申し上げます。でも、そろそろ若い人に任されてはいかがでしょうか」

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180618#1529319030(「小沢さんたちから『自民党と内通している』という批判は受けましたわ。僕は自民党を飛び出した後も首相経験者の竹下登さんや(自民党元幹事長の)梶山静六さんのところに出入りしてましたからね。それに小沢さんは違和感を抱いたのでしょう」)


「今後の事は、韓国からの米軍撤退も含めて何があっても不思議ではない・・・極東情勢は大転換してしまったのだ。その事を覚悟して、日本が力を発揮して拉致被害者を取り戻すには・・・憲法改正を含めて力の外交も出来る国にならなければいけない」

 大きな間違いだ。


 こんな事をすればもっと孤立する。


 そうではない。


 いまこそ対米従属である日米同盟から自立し、憲法9条を世界に掲げて平和外交に徹する時が来たのだ。


 もはや櫻井よしこ氏はトランプ大統領の登場によって安倍首相ともども居場所がなくなったということだ

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180622#1529663947
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180615#1529059437


 飯島勲内閣官房参与は22日のBSフジ番組で、政府がミサイル防衛強化策として導入を目指す地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」について「トランプ米大統領に押し付けられて購入する状態だ」との見方を示した。同時に「(米国は)どこかで武器を売らなければならない」とも語った。


 小泉元総理の電撃的な北朝鮮訪問を実現した田中元外務審議官は、TBS「時事放談」の収録で、事前交渉した北朝鮮のいわゆる「ミスターX」について、軍人であったことを明らかにした上で、「常にイエスかノーかを求められる緊張した交渉だった」と語りました。


 「相手は軍人なんです。ですから私たちは通常は外交官同士の交渉という、外交官のルールみたいなものがありますけど、軍人というのは非常に考え方がはっきりしている。イエス・オア・ノーということで。あるとき、冬だったですけど、彼はオーバーコートを着てきて、開くんですよ、そうすると、真っ黒な軍服、勲章つけてね」(田中均外務審議官


 田中氏は小泉元総理の北朝鮮訪問にあたり、計25回、のべ300時間、北朝鮮のいわゆる「ミスターX」と交渉しましたが、この「ミスターX」が軍人だったことを明らかにした上で、イエスかノーかを求められる交渉だったなどと語りました。


 また、交渉では信頼関係が重要であると強調し、日朝首脳会談を目指す安倍総理に対し、「コミュニケーションチャンネルを作った方がいい」と強調しました。