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アメリカのバイデン大統領は13日、ホワイトハウスで記者団に対し「今のところ深刻な過剰反応はみられない。問題は、攻撃を大幅に減らすためにはどうすべきか、特に、人口密集地に無差別に撃ち込まれるロケット攻撃をいかに減らすかだ」と述べ、事態の沈静化を呼びかけました。

そのうえで、「われわれはイスラエルだけでなく、エジプトやサウジアラビアなど各国と協議を進めている」として、各国との連携に努めていると強調しました。

また、ホワイトハウスのサキ報道官は13日の会見で、「エジプトやチュニジアなどはハマスに対して、攻撃をエスカレートさせないよう伝える役割を果たすことができる」と述べ、各国の取り組みに期待を示しました。

イスラエル軍と、ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスとの間では、空爆とロケット弾による攻撃の応酬が続いていて、これまでに、ガザ地区では子どもを含む103人が死亡、イスラエルでは7人が死亡しました。

こうした中、イスラエル軍は14日未明、ガザ地区に対し、空爆に加えて地上に配備した部隊からの攻撃を開始したと発表し、ガザ地区への侵攻も視野に、さらに圧力を強めています。

一方、アメリカのバイデン大統領は13日「われわれはイスラエルだけでなく、エジプトやサウジアラビアなど各国と協議を進めている」と述べて、パレスチナ側とつながりがある国との協議も行い沈静化に向けた外交努力を行っていると強調しました。

また、アメリカのトーマスグリーンフィールド国連大使は3度目の安全保障理事会が16日に開かれる見通しであることを明らかにし、事態がエスカレートする中で、イスラエル寄りの立場をとってきたアメリカがどのような対応をとるかが焦点となっています。

緊迫するパレスチナ情勢を受けて、国連の安全保障理事会は、16日に3度目の会合を開く見通しとなりました。

アメリカのトーマスグリーンフィールド国連大使が自身のツイッターで明らかにしたもので「アメリカは緊張緩和に向けて最も高いレベルの外交に取り組み続ける」としています。

会合は、過去2回の会合を要請した議長国中国とノルウェーチュニジアのほか、EUのメンバー国やイギリスなどが共同で要請していました。

これまで2回の会合ではアメリカだけが、安保理の一致した意思を示す声明の発表に反対しています。

事態がエスカレートする中で、イスラエルを擁護する立場のアメリカがどのような対応をとるかが焦点です。

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