ゴビ砂漠からアジアに電力を輸出する壮大な構想もhttps://t.co/E4AvtqvYJz
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年7月18日
一方で、この構想に消極的な姿勢を示しているのが日本政府です。海底ケーブルを使った海外からの電力の輸入は、技術やコストの面の課題があると指摘しています。また、中国やロシアなど、外国を経由して電力を調達することに対し、根強い慎重論もあります。
「習近平主席、プーチン大統領、ムン大統領がみな、計画に前向きなのに、唯一日本だけが否定的だ」。シンポジウムの出席者からは、日本の消極的な姿勢への失望の声も聞かれました。
すべての電力を国内で発電している日本。電力の“自給”を続けているのは、実は世界的に見ると異例です。
ヨーロッパやアメリカでは、電力を安く安定して供給するため、国境をまたぐ送電網を使って電力を輸出入するのは、すでに常識となっているからです。