中朝外相が会談 米朝交渉を念頭に連携強調 #nhk_news https://t.co/rnHZwuiA4s
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年8月3日
シンガポールで行われているASEAN=東南アジア諸国連合の一連の外相会議に出席している中国の王毅外相は3日、北朝鮮のリ・ヨンホ外相と会談しました。
中国外務省によりますと、会談で王外相は「ことしは北朝鮮の建国70年にあたり、中国は北朝鮮の経済の発展のため力の及ぶ限り手助けしていきたい」と述べ、経済協力を行う考えを示しました。
また朝鮮半島の非核化について、「われわれは米朝を含む各国と意思疎通や協力を行い、朝鮮半島の平和と長期にわたる安定を一日も早く実現したい」と述べ、中国としても引き続き積極的に関与する方針を示しました。
これに対しリ外相は「北朝鮮は引き続き中国と戦略的な意思疎通を保ち、ともに朝鮮半島の安定と発展を維持していきたい」と述べ、非核化をめぐるアメリカとの交渉の難航が予想される中、後ろ盾の中国との関係を一層強化することで一致し、連携を深める姿勢を強調しました。
北朝鮮の李容浩外相 中国など7カ国と会談 https://t.co/uLXxnW5v3X
— テレ朝news (@tv_asahi_news) 2018年8月3日
北朝鮮・李容浩外相:「(Q.河野大臣とはどのような話を?)……」
3日午後9時半に宿泊先に戻った李外相は、報道陣の問い掛けに一切、応じませんでした。ただ、別の北朝鮮関係者は「李外相が中国、タイ、ベトナムなど7カ国の外相と会談した」と明らかにしました。
北朝鮮、チョン・ソンイル元駐シンガポール大使:「(中国とは)朝鮮半島の平和保障と関連し、両国の戦略戦術的協力を強化する問題を検討しました」
北朝鮮は4日も数カ国と1対1の会談を行い、非核化に前向きな姿勢をアピールして経済制裁の解除などを訴えるとみられます。
河野外相:「日本の立場伝えた」 北朝鮮外相と短時間接触 https://t.co/TF1RxHXTWM
— 毎日新聞 (@mainichi) 2018年8月3日
米長官「北朝鮮への制裁 着実に実行を」中国外相に要求 #nhk_news https://t.co/jEoQujcpRJ
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年8月4日
アメリカのポンペイオ国務長官は、ASEAN=東南アジア諸国連合の一連の会議のため訪れているシンガポールで3日午後、中国の王毅外相と会談しました。
ポンペイオ長官は4日午前、記者会見し、「北朝鮮に対する制裁を維持すべきだと話した」と述べて、中国が北朝鮮に対して制裁の緩和を検討するよう主張していることを念頭に、国連安全保障理事会の制裁を着実に実行するよう求めたことを明らかにしました。
また、ポンペイオ長官はシンガポールを訪れている北朝鮮のリ・ヨンホ外相とは「これまでのところ会っていない」と述べました。
リ外相は4日午後、アメリカや日本も参加して行われるARF=ASEAN地域フォーラムに出席する予定で、北朝鮮の非核化に進展が見られない中、米朝の高官どうしの会談が実現するのか注目が集まっています。
I had the chance to speak with my #DPRK counterpart FM Ri Yong Ho @asean today. We had a quick, polite exchange. Our US delegation also had the opportunity to deliver @Potus reply to Chairman Kim’s letter. pic.twitter.com/1DiR6UDj4Q
— Secretary Pompeo (@SecPompeo) 2018年8月4日
https://pbs.twimg.com/media/Djvs9DgWwAUb7eC.jpg
https://pbs.twimg.com/media/Djvs9DeWwAEaOMz.jpg
Our partners and allies within #ASEAN know how important the denuclearization #DPRK is for their own security. We expect #Russia and all countries to abide by the #UNSC resolutions and enforce sanctions on #NorthKorea . pic.twitter.com/ZXe1FdI7WU
— Department of State (@StateDept) 2018年8月4日
米 対北朝鮮でロシアの銀行等に制裁 #nhk_news https://t.co/rHa5Ztwt13
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年8月3日
アメリカ財務省は3日、北朝鮮の核・ミサイル開発につながる金融取引を行ったとして、ロシアの銀行や、モスクワに駐在する北朝鮮の朝鮮貿易銀行の幹部など、3つの企業と個人1人を新たに制裁対象に加えたと発表しました。
財務省は、ロシアの銀行が国連安保理の制裁決議やアメリカの独自制裁に反して北朝鮮との金融取引を行い、他の2つの法人は中国と北朝鮮に拠点を置き、朝鮮貿易銀行に代わって取り引きを行うフロント企業だとしています。
制裁対象に加えられたことで、これらの企業や個人はアメリカ国内の資産が凍結され、アメリカ企業との取り引きが禁止されます。
今回の措置についてムニューシン財務長官は「最終的で完全に検証される非核化が達成されるまで、われわれの制裁は続く」とコメントしています。
北朝鮮への制裁をめぐっては、6月の米朝首脳会談を受けて非核化に向けた協議が行われる中、北朝鮮との関係が深いロシアや中国が制裁の緩和を検討するべきだと主張しているのに対して、アメリカは非核化が先だという立場を崩しておらず、今回の措置はロシアなどをけん制する狙いもあると見られます。
アメリカの追加制裁について、ロシア外務省のリャプコフ次官は、「病的にロシアを嫌うアメリカの政治家たちが、『ロシアにはいかなる圧力も通じない』と認めたようなもので、自分たちの無力さをさらけ出しただけだ」と反発するコメントを出しました。
そのうえで「11月の選挙を前にしたアメリカの議員たちは、こうしたばかげた『見かけだおしの発表』で有権者に少しでも記憶されることを期待している。われわれとしては笑うしかない」と述べ、アメリカを強く非難しました。
ウラン施設の可能性低い − 平壌郊外建物、米サイト分析https://t.co/lu4I3FLqKU
— 共同通信公式 (@kyodo_official) 2018年8月3日
米国拠点の北朝鮮分析サイト「38ノース」は3日、首都平壌郊外で稼働している秘密ウラン濃縮施設だと報じられた建物の商業衛星写真を分析し、警備態勢や地理的条件から、ウラン施設である可能性は低いとの見方を示した。
北朝鮮は北西部寧辺の施設のほかにも秘密施設があると指摘されてきた。外交・安全保障専門オンライン誌「ディプロマット」は7月、米情報当局者の話を基に、平壌の南西、千里馬にある施設だと特定したと報じた。
38ノースは、千里馬の施設は警備要員も少なく、民生施設並みだと指摘。ゴルフ場や主要な陸軍施設に近いなど交通量も多いとしている。
北朝鮮外相 「一方的な非核化には応じられない」 #nhk_news https://t.co/BBTWD7Y819
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年8月4日
北朝鮮のリ・ヨンホ外相は、4日、ARFで行った演説で、朝鮮半島の非核化などを盛り込んだ米朝首脳会談の共同声明について「責任と誠意を持って履行していく私たちの決心と立場は、確固として不動のものだ」と述べました。
そのうえで、「核実験と弾道ミサイルの発射実験を中止し、核実験場の閉鎖など、主導的に善意の措置を取った」として、非核化に向けた取り組みをアピールしました。
また、リ外相は、「アメリカではむしろ、わが国に対する制裁を維持しなければならないという声がさらに高まっていて、朝鮮半島に平和をもたらす最初の措置である朝鮮戦争の終戦宣言でも、後退する態度を見せている」と述べ、アメリカを非難しました。
そして、「アメリカが行動を示さないかぎり、私たちだけが先に動くことは絶対にない。段階的かつ同時に行動し、信頼を着実に築くことが最も早く確実な道だ」として、北朝鮮が求める朝鮮戦争の終戦宣言や経済制裁の緩和に向けた進展がなければ、一方的な非核化には応じられないという姿勢を強調しました。