北朝鮮 国連事務総長の指摘を「無謀な発言」と批判 #nhk_news https://t.co/luSrTXVa1F
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年8月11日
今月9日の長崎原爆の日に合わせて日本を訪れた国連のグテーレス事務総長は、8日、安倍総理大臣との共同記者会見で「北朝鮮は検証ができて後戻りできない非核化によって、国際社会の正常なメンバーになれる」と指摘したうえで、「国連の事務総長として北朝鮮への制裁を含む国連安全保障理事会の決議に明確に完全に関与する」と述べました。
これについて、ニューヨークにある北朝鮮の国連代表部は、10日、声明を発表し「北朝鮮とアメリカの歴史的な首脳会談と共同声明を世界が支持、歓迎する時に無謀な発言だ」として批判しました。
そのうえで北朝鮮への制裁について「国連の事務総長ならば一部の国を喜ばせる制裁の合唱にくみするのではなく、朝鮮半島の平和と安定に有益なことをすべきだ」と主張しています。
北朝鮮の国連代表部は、国連安保理が制裁決議を採択したことなどをたびたび批判していますが、事務総長を名指しで批判するのは珍しく、みずからが主張する制裁の緩和ではなく非核化の進展に焦点を当てる国際社会をけん制する狙いがあるとみられます。