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中国・北京では、来月3日と4日、2015年以来3年ぶりとなる「中国アフリカ協力フォーラム」の首脳会議が開かれ、習近平国家主席やアフリカ各国の首脳らが参加します。


これを前に、副首相級の国務委員を兼ねる王毅外相が22日、記者会見し、会議ではアフリカとの協力に関して来年から3年間の行動計画を打ち出し、中国の資金や技術とアフリカ市場の潜在力などを結びつけて協力関係を推進したいという考えを示しました。


また、中国が提唱する巨大経済圏構想「一帯一路」の建設を通じて連携を強化し、アフリカの発展に新たな原動力を提供したいと強調しました。


中国のアフリカ支援をめぐっては、多額の融資によって一部の国で債務問題が深刻になっているという指摘も出ていますが、王外相は「アフリカと中国の人々をともに満足させる新たな承諾書を示す自信がある」と述べて、関係強化に自信を示しました。


中国は、3年前の首脳会議で、産業の育成やインフラ建設など幅広い分野の支援を進めるとして、総額600億ドルの資金の拠出を表明していて、今回の会議でも、どのような支援を打ち出すのか注目されています。