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13日行われたタイの首相指名の投票で、議会下院の第1党で、軍の影響力排除などを掲げる前進党のピター党首は過半数を獲得できず、首相の選出は持ち越しとなりました。このため、再び投票が行われることになり、2回目の投票は来週以降に行われる予定です。

タイの議会前には、前進党のイメージカラーのオレンジ色のシャツを着たピター党首の支持者たちが集まり始めていて、周辺にはデモを警戒して議会の敷地に入れないようにするコンテナが並べられています。

集まった支持者は、「もしピター氏が十分な票を集められず首相になることができなかったとしても、私たちはここに通い続け、彼が首相になるまで支持し続ける」と話していました。

また別の支持者は「これから投票する上院議員によく考えて投票してもらいたいと思って来ました。国のことを最優先に考えてピター氏が首相になるよう投票してほしい」と話していました。

#タイ(首相選出持ち越し)

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#タイ(前進党ピター党首・選管・議員資格剥奪勧告)

インドネシアジャカルタで12日まで開かれたASEANの外相会議では、タイのドン外相が、会議直前の今月9日にミャンマーを訪問し、おととしのクーデター以降、軍に拘束されている民主派指導者、アウン・サン・スー・チー氏と面会したことを報告しました。

面会はミャンマーの軍側と関係の深いタイ政府がそのパイプを生かして実現したものとみられ、複数の外交筋によりますと、タイ側は今回の訪問を事態打開に向けた成果や進展として会議の共同声明に盛り込むよう求めているということです。

これに対し、軍側に厳しい立場をとるASEAN議長国のインドネシアやマレーシア、シンガポールなど複数の加盟国は、ASEANの枠組みとは別に、タイが独自の動きを強めているとして、反発していて、声明のとりまとめは難航しているということです。

ミャンマー情勢をめぐって、ASEANミャンマー軍のトップも立ち会っておととし合意した暴力の即時停止などの5項目の履行を最優先に位置づけていて、14日までの会期中に、ASEANとして事態の沈静化に向けた実効性のある共同声明で合意できるかが焦点となっています。

#ASEAN(外相会議・タイ外相ミャンマー訪問めぐり加盟国対立)

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#ASEAN(外相会議・ドン泰外相「アウン・サン・スー・チーと面会」)
#ASEAN(外相会議・議長国インドネシア・ルトノ外相「5項目の履行」)

インドネシアで開かれているASEAN東南アジア諸国連合と関係国の一連の会議で、13日にロシアとASEANの外相会議が行われ、欧米と対立を深めるロシアはASEANとの連携強化を強調し、アジア太平洋地域をいっそう重視していく姿勢を鮮明にしています。

ロシアのラブロフ外相は会議の冒頭で、ASEANとの関係が戦略的パートナーシップに格上げされてから5年となったことに謝意を示した上で、「われわれの共通の優先事項は多面的な協力を強化、拡大することだ」と訴え、ASEANとの連携を強化する姿勢を強調しました。

また、議長国インドネシアのルトノ外相は声明で、穀物や肥料の世界的な生産国であるロシアの支援は極めて重要だ」として、ロシアとの間ではとりわけ食料安全保障の分野での協力を重視するとしています。

ラブロフ外相は12日はルトノ外相のほか、来年の議長国ラオスの外相などとも個別に会談しました。

ウクライナ情勢をめぐり、欧米と対立を深めるロシアとしてはASEANとの連携強化を強調し、アジア太平洋地域をいっそう重視していく姿勢を鮮明にしています。

#ASEAN+ロシア(拡大外相会議・ラブロフ外相・連携強化)

中国とASEANの外相らによる会議は13日、インドネシアの首都ジャカルタで行われました。

会議の冒頭、中国で外交を統括する王毅政治局委員は、一部の加盟国と領有権争いが続く南シナ海の問題をめぐって、中国とASEANが協議を続けている、紛争を防ぐための「行動規範」について、「中国は、行動規範の早期策定に向けて建設的な役割を果たしていく」と重ねて強調しました。

また、ASEANの複数の外交筋によりますと、会議の場で王氏は、東京電力福島第一原発にたまる処理水を基準を下回る濃度に薄めて海に放出する計画について言及し、「有害な水が東南アジアの海域に影響を及ぼす可能性がある」などと述べ、各国に反対するよう求めたということです。

これに対し、出席した加盟国からは意見は出なかったということです。

中国政府は、これまでも処理水を「核汚染水」と呼んで、日本側の対応を批判していて、ASEAN加盟国にも同調を呼びかけることで、日本をけん制するねらいがあるとみられます。

#ASEAN+中国(拡大外相会議・王毅政治局委員「行動規範早期策定」「処理水放出反対」)

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#ASEAN(拡大外相会議・秦剛外相・欠席→王毅政治局委員・出席)

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#日中(福島第一原発処理水放出・日本食品輸入規制強化)

日中韓ASEANによる「ASEAN+3」の外相会議は日本時間の13日夜、日本の林外務大臣、中国は外交を統括する王毅政治局委員、韓国からはパク・チン(朴振)外相が参加して行われました。

会議の冒頭で林外務大臣は「国際社会は歴史的な転換期を迎えている。インド太平洋地域が成長の中心であり続けるためには、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持・強化することが不可欠だ」と述べました。

王毅政治局委員は「ASEANと3か国の協力は東アジアの繁栄と発展に積極的に貢献してきた。国際情勢が加速度的に変化する中、東アジアの未来はチャンスと課題の両方がある」と述べて、各国の協力を呼びかけました。

会議の詳しい内容は明らかにされていませんが、ウクライナ情勢を受けて緊急時のサプライチェーンの確保など、食料安全保障の連携や、各国が戦略的な地域と位置づけるインド太平洋地域での違法漁業対策など、海洋協力についても議論したものとみられます。

また、東京電力福島第一原子力発電所にたまる処理水を薄めて海に放出する計画をめぐり、中国側が反対の姿勢を示していますが、王毅政治局委員が言及したかどうかは明らかになっていません。

林外相「海洋での権益主張や活動は条約に基づき行われるべき」

これに先立ち、日本とASEANとの外相会議が日本時間の午後3時すぎから、およそ1時間にわたって行われました。

この中で林外務大臣東シナ海南シナ海での海洋進出を強める中国を念頭に、海洋での権益の主張や活動は国連海洋法条約に基づいて行われるべきだと主張しました。

さらに、ルールに基づく自由で公正な経済秩序の維持や強化も重要だとして、経済的な威圧に強い反対を表明しました。

そして、北朝鮮が12日にICBM級の弾道ミサイルを発射したことについて、国際社会の平和と安全を脅かすとして強く非難するとともに、拉致問題の解決に向け理解と協力を求めました。

さらに、ロシアによるウクライナ侵攻も厳しく非難しました。

また、日本とASEANの友好協力関係がことし50年の節目を迎えたことから、12月に東京で開かれる特別首脳会議に向けて緊密に連携していくことを確認しました。

#ASEAN日中韓(拡大外相会議)

#外交・安全保障

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#東南アジア