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アフガニスタンのガニ大統領は、今月19日、反政府武装勢力タリバンに対し、イスラム教の祝日「犠牲祭」に合わせて、およそ3か月間の停戦を呼びかけました。


アフガニスタン政府とタリバンはことし6月、断食月ラマダン明けの祝日に3日間、初めての停戦を実現していて、今回の呼びかけはそれに続くものです。


犠牲祭は、アフガニスタンでは21日から始まりましたが、タリバン側はこれまでのところ呼びかけに対する公式な反応を示していません。


これについて、タリバンのスポークスマンはNHKの取材に対し、「上層部から停戦をめぐる見解について、何の指示も受けていない」と明らかにしました。


タリバンは、今月に入ってから一段と攻勢を強めており、特に南東部のガズニ州や北部のファリヤーブ州では政府の治安部隊や住民に多数の死者やけが人が出ていると伝えられています。


このため、地元のメディアや有識者からは国民の間にタリバンに対する反発が広がっていることから、停戦について反応を示すことができないのではないかという指摘も出ていて、2回目となる停戦が実現するのか、不透明な情勢が続いています。

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