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公開されたのは、イランの国産技術で開発したとする戦闘機「コウサル」で21日、首都テヘランで政府や軍の関係者に披露されました。


式典では、ロウハニ大統領みずからが戦闘機に乗り込んで性能をアピールしたあと演説し「アメリカが、なぜわれわれを攻撃しないのか。われわれには軍事力があるからだ」と述べてアメリカとの対決姿勢を鮮明にしました。


戦闘機についてイランの国営メディアは、アメリカ軍のF16戦闘機と同じ第4世代の戦闘機だと伝えていて、高性能のレーダーを搭載し、ミサイルを高い精度で標的に命中させることができるとしています。


戦闘機の製造には、軍の傘下の国営企業や大学などの研究機関が関わったということで、国営テレビは、製造過程や試験飛行のようすを伝え、技術力を内外にアピールしています。


イランは今月中旬にも国産の新型の短距離弾道ミサイルを公開していて、自国の軍事装備品を相次いで披露することで、経済制裁を発動して圧力を強めるアメリカのトランプ政権をけん制する狙いがあるものとみられます。