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アフガニスタンの首都カブール西部にある学校の近くで8日、大きな爆発が数回にわたって起きました。

アフガニスタン政府によりますとこの爆発でこれまでに少なくとも63人が死亡し、150人以上がけがをして病院で手当てを受けています。

犠牲者の多くは学校に通っていた女子高校生とみられるということです。

治安当局の関係者によりますと、爆発物を積んだ車が学校の校門近くで爆発し、さらに周辺に仕掛けられた爆弾が爆発したということです。

アフガニスタンのガニ大統領は8日、声明を出し、反政府武装勢力タリバンによる爆弾テロとの見方を示したうえで、「人道に対する犯罪だ」と強く非難しました。

一方、タリバンは犯行を否定しています。

アフガニスタンでは現地に駐留するアメリカ軍が、同時多発テロ事件から20年となることし9月11日までの完全撤退に向け撤収作業を進める中、反政府武装勢力によるテロや攻撃があとを絶たず、治安のさらなる悪化が懸念されています。

アフガニスタンではイスラム教徒が日中の飲食をたつ断食月ラマダンが先月から始まっていて、今週、ラマダン明けの「イード」と呼ばれる祝日を迎えます。

これを前に反政府武装勢力タリバンは10日、声明を発表しイード期間中の3日間、戦闘員に対し攻撃の停止を命じた」として、政府軍との戦闘を3日間、停止することを明らかにしました。

これに対しアフガニスタン政府の関係者は、停戦の発表を歓迎するとしています。

アフガニスタンでは、現地に駐留するアメリカ軍がことし9月までの完全撤退に向けて撤収作業を進める中、政府とタリバンが各地で戦闘を続けるなど、治安の不安定な状態が続いています。

こうした中、今回の一時的な停戦措置をきっかけに双方が歩み寄り、今後の和平の実現につなげられるかが焦点となります。

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