■

中国 習主席 北朝鮮建国式典に出席の方向 #nhk_news https://t.co/5DGdBdlWK3

— NHKニュース (@nhk_news) 2018年8月22日

複数の外交筋がＮＨＫに明らかにしたところによりますと、中国の習近平国家主席は、北朝鮮のキム・ジョンウン（金正恩）朝鮮労働党委員長からの招待を受けて、来月９日にピョンヤンで開かれる北朝鮮の建国70年の式典に出席する方向で準備が進められています。
習主席が訪朝すれば、2013年の就任以降、初めてで、中国の国家主席の訪朝は13年ぶりです。

中朝関係は、北朝鮮の核やミサイル開発によって冷え込んでいましたが、ことし３月にキム委員長が電撃的に訪中して以降、首脳会談が３度も行われ、伝統的な友好関係が復元されました。
この背景には非核化の問題があり、朝鮮戦争の終戦宣言を含めて段階的に見返りを得なければ非核化には応じられないとするキム委員長の姿勢を、習主席も後押ししていて、制裁圧力の維持を掲げるアメリカのトランプ政権と対じするような構図になっています。

今回、北朝鮮の建国70年という節目に習主席が訪朝すれば、北朝鮮の後ろ盾として中国の存在感はさらに高まります。

そうした立場を生かして、習主席が非核化に向けて踏み込んだ措置をとるようキム委員長に促すのか、それとも、北朝鮮の姿勢を追認し続けるにとどまるのかは、米朝協議の行方にも大きな影響を与えそうです。