中国 少林寺で国旗掲揚 愛国心求める動きに応じたか #nhk_news https://t.co/s4NkDMYndy
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年8月28日
中国を代表する武術の発祥地として知られる少林寺によりますと、寺の門の前で27日早朝、僧侶たちが国旗の掲揚を行ったということです。
少林寺は、496年、北魏の時代に創建されたとされ、中国本土や香港のメディアは「1500年以上の歴史で国旗を掲揚するのは初めてだ」と伝えています。
少林寺は、ホームページでこの様子を写真とともに紹介し「国を愛することと仏教を愛することは、一致するもので、率先してその立場を示した」と説明しています。
習近平指導部は、ことし3月以降、愛国心を示すため宗教施設で国旗の掲揚を行うよう求める動きを強めているとされ、香港メディアは仏教寺院だけでなく、イスラム教のモスクなどでも国旗の掲揚が行われたと伝えています。
少林寺での国旗掲揚もこうした動きを受けたものだと見られており、中国版ツイッターのウェイボー上には「政治的になってしまったら、仏教に意味はない」とか、「国旗の掲揚と仏教の教義とどこが一致するのか?」といった戸惑いの声が書き込まれています。