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アメリカのポンペイ国務長官マティス国防長官、それにインドのスワラジ外相とシタラマン国防相は6日、インドの首都ニューデリーで、両国として初めての外務・防衛の閣僚会議、いわゆる「2+2」を開きました。


この中で双方は、アメリカ軍の通信システムを使って軍事情報を共有する協定を締結したほか、来年インド洋で初の陸海空の3軍による合同の軍事演習を行うことを決め、海洋進出の動きを強める中国を念頭に、安全保障分野の協力を強化することで合意しました。


会談後の記者会見でポンペイ国務長官は「両国は自由で開かれたインド太平洋を実現させる責任がある」と述べ、スワラジ外相も「関係強化は両国だけでなく世界の平和と安定につながる」と応じました。


両国をめぐっては、アメリカがインドに対してイラン産原油の輸入の完全停止を求めているほか、インドが計画しているロシア製の地対空ミサイルシステムの導入に懸念を示すなど、溝も生まれてますが、今回の会議では双方の関係強化を強調する形となりました。