ベネズエラ大統領が就任演説 米や中南米10超の国が認めず #nhk_news https://t.co/HMh2FbIMPJ
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年1月10日
ベネズエラでは10日、マドゥーロ大統領が2期目の就任演説を行い、「私は正式に選ばれた大統領だ。ベネズエラの政治に不当に介入しようするアメリカや、南米の右派の首脳たちと断固戦っていく」と宣言しました。
これに対して、パラグアイがマドゥーロ大統領は公正な選挙で選ばれていないとして外交関係の断絶を発表したほか、ペルーもマドゥーロ大統領の入国を禁止し、ペルーとベネズエラの銀行間の取り引きを停止すると発表しました。
また、ブラジルやアルゼンチンなど中南米の多くの国々とアメリカもマドゥーロ大統領の就任を非難し、新政権を認めない方針を示しています。
一方、ベネズエラのマドゥーロ大統領は、これらの国々に対して「対抗措置をとる」と述べ、外交関係の断絶を示唆するなど対立はさらに深まるおそれが出ています。
ベネズエラは政治の混乱などからハイパーインフレに陥り、食料品や医薬品の不足から周辺国に300万人以上が難民として避難する事態になっています。