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トランプ大統領 移民政策の妥協案示すも 事態打開の道筋見えず #nhk_news https://t.co/Y1QW99NFD6

— NHKニュース (@nhk_news) 2019年1月20日

アメリカではトランプ大統領と野党・民主党がメキシコとの国境沿いの壁の建設費をめぐって対立して新たな予算が成立せず、政府機関の一部閉鎖が過去最長となっています。

トランプ大統領は19日、ホワイトハウスで国民向けに演説し、壁の建設の必要性を改めて訴え、民主党に壁の建設費を含む予算案を認めるよう求めました。

一方で、子どもの時に親に連れられ不法に入国し、正式な滞在許可を持たない若者たちを強制送還せずに在留資格などを与える措置を３年間、延長する新たな妥協案を示しました。トランプ大統領としては歩み寄りの姿勢を見せることで、見返りとして民主党側に譲歩を迫るねらいです。

この提案について共和党の上院トップ、マコネル院内総務は、週内に、議会上院での採決を目指す意向を明らかにしました。

しかし、民主党側は、ペロシ下院議長が「受け入れられないのは明らかだ」と拒否したほか、上院トップのシューマー院内総務も「トランプ大統領は歩み寄っているわけではない。若者たちを人質にとっているだけだ」と批判し、提案に応じない構えで、事態打開の道筋は依然として見えていません。