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送電線に沿って小型の無人機、ドローンを飛ばすことで迅速に荷物を運ぼうという実験が25日、埼玉県秩父市で行われました。

この実験は、東京電力楽天、それに地図会社のゼンリンが行ったもので、送電線に沿って紙皿などが入った箱を搭載したドローンが、3キロ離れたバーベキュー場まで移動します。

ドローンは、3次元地図やGPSの位置情報のほか、送電線の鉄塔にある風を計測するセンサーも活用して自動で飛行し、約10分で荷物が目的地に届けられました。

送電線の周辺には障害物がほとんどなく、ドローンが長距離を安全に飛行できると見込まれています。

東京電力などは、送電線に沿っていわば空の道路を設ける「ドローンハイウェイ構想」を進めていて、2020年度の事業化を目指しています。

東京電力ベンチャーズの齋藤亮平プロジェクトマネージャーは「これからドローンが普及する時には専用の航路が必要で、管内の1万6000キロにわたる送電線を活用して空の道を広げていきたい」と話しています。