国立大学 入試問題の解答例を原則公表へ #nhk_news https://t.co/Vw5zLaikQB
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年1月26日
国立大学の入試をめぐっては、去年、大阪大学と京都大学で出題ミスが明らかになり、1年たって追加合格者を出す事態となりました。この2つの大学を含む多くの国立大学が、これまで解答例を公表していませんでしたが、それが、出題ミスが明らかになるのが遅れたことの一因とされました。
このため、全国86の国立大学でつくる「国立大学協会」は、これまで、各大学の判断に委ねてきた試験問題や解答例について、ことしの入試から、すべての大学が原則公表する方針を決めました。
選択式など答えが1つに決まった問題だけでなく、記述式の問題についても、標準的な解答例や出題の意図を公表するよう求めています。公表は、試験のあと速やかにホームページなどで行うとしています。
国立大学協会は、「透明性の高い入試を求める社会の要請に応えるため、新たな方針を定めた」としています。