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開会式は午後1時すぎから行われ、衆参両院を代表して、大島衆議院議長が「わが国をめぐる内外の情勢は誠に厳しく、早急に対処すべき重要問題が山積している。内政、外交にわたり、活発な議論を行いながら、速やかに適切な施策を講じ、国民生活の安定向上を図るとともに、世界の平和と繁栄に寄与していかなければならない」と述べました。

また大島議長は「われわれ議員一同は、国民とともに、皇位の継承がつつがなく行われることを願ってやみません」と述べました。

このあと天皇陛下が「全国民を代表する皆さんと一堂に会することは、私の深く喜びとするところであります。国会が、国民生活の安定と向上、世界の平和と繁栄のため、永年にわたり、たゆみない努力を続けていることを、うれしく思います。国会が、当面する内外の諸問題に対処するに当たり、国権の最高機関として、その使命を十分に果たし、国民の信託に応えることをせつに希望します」とおことばを述べられました。

国会の開会式での天皇陛下のおことばは、象徴としての立場に基づく「公的行為」で、即位後、82回目です。

天皇陛下通常国会の開会式に出席されるのは、今回が最後となります。

この中で、国民民主党の階憲法調査会長は、自由党統一会派を結成したことについて、「『中道改革政党』という党の基本理念が見えなくなっている。自由党との統一会派をきっかけに、むしろ立憲民主党との距離が開いており、大義がないどころかマイナスのほうが大きい」と述べ、自由党と連携を強化する方針を批判しました。

これに対し、玉木代表は「大きな塊を作るための阻害要因になってはいけない。あくまで、第一歩の取り組みで、各党・各会派と引き続き協議し、距離があくようなことがないよう最大限の努力をしたい」と述べました。