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これは30日、吉田さんが自身のフェイスブックで明らかにしました。

この中で、吉田さんは、「今年の夏の舞台を最後に引退することを決めました。長年応援してくださった皆様には感謝の気持ちでいっぱいです」と記したうえで、「今度は私が若いダンサーたちの応援をしたいと思っておりますので、今後ともどうぞ宜しくお願い致します!」などとコメントしています。

吉田さんは東京都出身の53歳。9歳でバレエを始め、17歳の時、若手ダンサーの登竜門とされるローザンヌ国際バレエコンクールローザンヌ賞を受賞しました。

平成7年からは名門の英国ロイヤルバレエ団に籍を置き、日本人女性として初めての最高位の「プリンシパル」として活躍を続けました。

活動の拠点を日本に移したあとは、バレエ文化の振興や若手の育成にも力を入れ、おととしには文化功労者に選ばれています。

来年9月からは新国立劇場の舞踊部門の芸術監督に就任する予定です。

事務所によりますと、吉田さんは、ことし8月に引退公演を開き、その後は若手ダンサーの指導に専念して、国内のバレエのレベル向上を目指すということです。