阪急がカモノハシに敗北を喫した様がありありと車内に掲示されていて趣深い pic.twitter.com/JLhOQoTeu0
— うおん (@kamedanchi) 2019年2月2日
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4社の「ICOCA」発売に伴い、磁気プリペイドカード「阪急 阪神 能勢 北急レールウェイカード」は2019年春に発売を終了します。同カードは、阪急電鉄などが販売していた「ラガールカード」を含むスルッとKANSAI対応共通磁気カードに代わる形で、2017年4月から発売されていました。
2019年秋には「レールウェイカード」の自動改札機での利用を停止し、払い戻しが開始される予定です。なお、現在も取り扱いを継続している「ラガールカード」「らくやんカード」「パストラルカード」「レジオンカード」も、2019年秋に自動改札機での利用が終了します。
阪急電鉄と阪神電鉄、能勢電鉄、北大阪急行電鉄、JR西日本は2019年1月24日(木)、「ICOCA」「ICOCA定期券」を阪急、阪神、能勢、北大阪急行で3月1日(金)から発売すると発表しました。
4社とも「ICOCA」は、各社の一部自動券売機や定期券発売所で販売されます(子ども用は定期券発売所のみ)。新規購入時はデポジット(預かり金)500円が必要です。
「ICOCA定期券」も各社の一部自動券売機や定期券発売所で取り扱われます。手持ちの磁気定期券を「ICOCA定期券」に変更することも可能。他社線にまたがる「ICOCA連絡定期券」も発売されます(対応路線などは会社により異なる)。
磁気プリペイドカードの「阪急 阪神 能勢 北急レールウェイカード」は2月28日(木)をもって販売が終了。同カードの自動改札機での利用も9月30日(月)で終了します。券売機や精算機では引き続き利用が可能です。
既に同じ関西の私鉄の中でも、近鉄・京阪・南海・大阪市交(大阪メトロ)・京都市交・神戸市交・山陽などが導入しているので、阪急グループ系4社の導入で、関西の交通系ICカードは、基本的にICOCAがメインになるコトに。
このICOCAの取り扱いスタートに伴って、磁気型プリペイドカードである「阪急阪神能勢北急レールウェイカード」は、2019年春に販売を終了するコトも併せて発表になっています。
ってか、今から考えても、この「阪急阪神能勢北急レールウェイカード」、ネーミングのセンスが感じられない訳ですが、「スルッとKANSAI」の終了に伴って2017年4月から発売したカード。
こんな名前にするのであれば、元々の「ラガールカード」(阪急)や「らくやんカード」(阪神)の名前を使えば良いのに…と思ったのですが、発売開始から4月で1年。終了までを考えても2年と言う短命で消えるコトになります。
元々、関西の私鉄は、「PiTaPa」を導入していた訳ですが、どうもこのPiTaPaは利用率が伸び悩んでいました。
関西は、関東などよりも先んじて自動改札が普及していた訳ですし、磁気型カードも、それらの共通化も先鞭を付けていた訳ですが、ICカード型の乗車券については、PiTaPaが伸び悩んだコトから、2017年までスルッとKANSAIと言う共通磁気カードが生き残るコトに。
そもそも伸び悩んだのは、PiTaPaがあくまでも“クレジットカード”であると言う点にあったと言われています。
気軽に駅でICカード型の乗車券が買えず、与信が必要になると言うのが、どうも不人気だった感じ。
サービス自体は、オートチャージだし、各種割引サービスもあるし、理想的な交通系ICカード。
だけれども人気が出なかった。
つまりは鉄道会社が“便利だと思うモノ”と、消費者が“便利だと思うモノ”に差があったとも言えるのかも。
d1021.hatenadiary.jp
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昔から私鉄資本主導で地域経済を牽引してきた大阪圏の力関係を、こんなところにも感じることができますね。
2018年3月29日に「阪急、阪神、能勢、北急におけるICOCAおよびICOCA定期券の発売について」の報道発表をいたしましたが、このたび発売開始日が決定しましたので、以下のとおりお知らせいたします。