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事故があったのは、インドで初めてとなる在来線を利用して時速160キロで走る国産の準高速列車です。

インドメディアによりますと、15日、首都ニューデリーでモディ首相も出席して運行開始の式典が行われたあと、一番列車が北部の都市バラナシに向かい、16日に折り返しでニューデリーに戻る途中、線路に迷い込んだ牛と衝突して、電気系統やブレーキが故障しました。列車はその後、運行を再開し、ニューデリーに到着したということです。

モディ政権は、日本の新幹線技術を導入した高速鉄道の建設を計画するなど、国を挙げて鉄道の高速化を進めていますが、人口の8割近くを占めるヒンドゥー教徒が、神聖な生き物だとする牛に出はなをくじかれた形となりました。