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ウクライナでは、任期満了に伴う5年に1度の大統領選挙が先月31日に行われ、現在も開票作業が続いています。

中央選挙管理委員会によりますと、開票率は99.8%に達し、得票率は、新人でタレントのゼレンスキー氏が30.2%と最も高く、次いで、現職のポロシェンコ大統領が15.9%で2位、元首相のティモシェンコ氏は13.3%で3位となっています。

いずれの候補者も過半数の票を取れなかったため、今月21日に新人のゼレンスキー氏と現職のポロシェンコ大統領の上位2人による決選投票が行われます。

3位のティモシェンコ氏は2日、会見を開いて敗北を認めましたが、「決選投票の候補は、どちらも紛争を終わらせることはできないだろう」と述べ、決選投票ではどちらの候補も支持しない考えを表明しました。

ティモシェンコ氏を支持していた人たちは、年金生活者や中間層が多く、その票の行方が今後の選挙戦を左右すると予想されます。