大統領の新興政党が第1党に躍進か ウクライナ #nhk_news https://t.co/1kWNPIIl7t
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年7月21日
ウクライナの議会選挙は、ことし5月に就任した元コメディアンのゼレンスキー大統領が議会に支持基盤を持っていなかったことから、就任直後に議会を解散して行ったもので、比例代表と選挙区の合わせて424議席をめぐって21日投票が行われました。
中央選挙管理委員会によりますと比例代表の各党の得票率は開票率3.03%で
▽ゼレンスキー大統領の政党、「国民の奉仕者」が40.36%
▽次いで、ティモシェンコ元首相が率いる「祖国」が10.24%
▽ロシア寄りの「野党連合」が10.06%などとなっています。またウクライナの世論調査機関などで作る市民団体は、共同で行った出口調査の結果として、比例代表ではゼレンスキー大統領の新興政党「国民の奉仕者」が得票率4割以上と、ほかの党を大きく引き離して、第1党に躍進する公算が大きいと発表しました。
これを受けてゼレンスキー大統領は選挙対策本部に姿を見せ「われわれを支持してくれた国民の皆さんに感謝します」と述べて事実上の勝利宣言をしました。
ただ、単独過半数には届かない可能性もあり、ゼレンスキー大統領は別の党との連立を検討する意向を明らかにしました。