「イスタンブール市長選挙に不正あった」異例の再選挙へ #nhk_news https://t.co/EnHBr8HrCA
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年5月7日
トルコではことし3月、統一地方選挙が行われ、16年にわたって政権を握るエルドアン大統領の与党「公正発展党」が、首都アンカラと最大都市イスタンブールの市長選挙で敗れ、経済が低迷する中で与党への批判が強まっていることをうかがわせる結果となりました。
一方で、公正発展党はイスタンブールの市長選挙で不正があったなどとして、選挙をやり直すよう申し立てました。
審議を行っていた高等選挙管理委員会は6日、申し立てを認めて野党候補の当選を取り消し、来月23日に再選挙を実施するという異例の決定を行いました。
野党の幹部は「民意をほごにするもので独裁政治だ」などとコメントし、強く反発しています。
政治が混乱するという見方から外国為替市場ではトルコの通貨リラが売られて一時、去年10月以来の安値となりました。
リラは去年8月、アメリカによる制裁をきっかけに急落して以降、回復の足取りは鈍く、経済へのさらなる影響が懸念されています。