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 会社法違反(特別背任)などの罪で起訴された前日産自動車会長カルロス・ゴーン被告(65)の弁護団は9日、妻キャロルさんとの接触禁止を再保釈の条件にしたのは不当として、東京地裁に撤回を求めて準抗告したが、地裁は同日、棄却した。

 関係者によると、弁護団は4月25日の再保釈後、弁護人が立ち会うなどの条件でゴーン被告とキャロルさんとの面会を求めたが、地裁に退けられた。

 東京地検特捜部は、キャロルさんが事件関係者に接触した可能性があり、証拠隠滅の恐れがあるとしてゴーン被告の再保釈に反対していた。

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