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将棋の八大タイトルの一つ「叡王戦」の七番勝負が行われ、挑戦者の永瀬拓矢七段が高見泰地叡王を破って、4戦全勝で初めてのタイトル獲得を果たしました。

前回からタイトル戦に加わった将棋の叡王戦は、高見泰地叡王(25)に永瀬拓矢七段(26)が挑む七番勝負が行われ、ここまで永瀬七段が3勝0敗としてタイトル獲得に王手をかけていました。

第4局は11日午後、広島県廿日市市の宮島で行われ、午後8時23分、132手までで高見叡王が投了しました。

永瀬七段は4戦全勝で、自身初めてのタイトルとなる「叡王」を獲得しました。
一方、敗れた高見叡王は、去年、4戦全勝で初めて獲得したタイトルを、今回は4戦全敗で失いました。