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 日本の皇統は断絶の危機に直面している。このままでは日本の象徴天皇制は自然消滅してしまう。

 私は2003年の初当選直後から15年にわたって一貫してこの問題に取り組んできた。18年に国民民主党の代表選に出馬した際には「女性天皇」を公約に掲げた。それだけ強い危機感を持っている。

 愛子さまは今年、2019年12月1日に満18歳になられる。一日も早く議論を始めて皇室典範を改正し、皇位継承資格を男系女子の皇族に拡大して愛子さまに皇太子になっていただくべきだ。

 私は以前から愛子さまを皇太子にすべきだと主張してきた。それは国民のなかに「なぜ女性が天皇ではいけないのか」という疑問が出てくることが避けられないからだ。

 皇室典範の規定上は満18歳から皇太子になることができる。19年12月1日に愛子さまが18歳になれば、疑問はより大きくなる。

 政府は皇位継承資格を男系男子に限っていることについて国会で「男系継承が古来例外なく維持されてきたという我が国の伝統を踏まえたもの」と答弁している。しかし、これは男系か、母方だけに天皇の血をひく女系かという点についての答弁であって、愛子さまのような男系の女性天皇の否定にはならない。もちろん男系の女性天皇は日本の歴史に例がある。

 政府の国会答弁が「男系」女子の愛子天皇を過去一度も否定していないのは、この議論をする上で押えておくべき重要なポイントだ。

 過去の歴史に実際に例のある「男系」女子の愛子さまを皇太子にしない場合は、日本の伝統は理由にならず、なぜ女性は天皇になれないのかという素朴な疑問に答えられない。

 ことさらに女性を排除する理由がみあたらない。

 このままでは皇室が私たちとは違うもの、国民とは違う価値観を持った存在と見られることになりかねない。それは皇室にとっても国民にとっても不幸なことだ。

 だから19年12月1日という愛子さまが18歳になる日を強く意識して議論を進める必要がある。

 女系天皇については、愛子さま悠仁さまの結婚や子どもの状況によって変わるので、今議論するのは難しいと思う。

 仮に愛子さまが即位されたとしても子どもがいなければ議論する意味がない。また悠仁さまに子どもができなければ、愛子さまの子どもに継いでもらう以外方法がないので、これも意味がない。

 男系の長子が継ぐことがわかりやすいのは確かだが、その時の状況に応じて国民が議論するしかない。

 旧宮家の復帰という案は現実的ではない。

 一番の問題は現在の皇室との距離だ。男系で数えると30親等以上離れていて、国民感情からいって受け入れられるとは思えない。

 さらに旧宮家の未成年男性の数自体が少ない上に、対象者の意思もはっきりしない。

 また、対象者が複数いた場合、何を基準に選ぶのかという問題が起きる。比較的皇統に近い人に拒否された場合に、その次に近い人を選ぶのか。皇室の権威がなくなってしまう。実現は不可能だ。

皇位継承に伴う一連の儀式などの検討を行う政府の式典委員会が総理大臣官邸で開かれ、ことし10月22日に実施される天皇陛下の即位に伴う祝賀パレード、「祝賀御列の儀」(しゅくがおんれつのぎ)のコースについて、事務局から3つの案が示されました。

そして協議の結果、皇居・宮殿から二重橋前交差点、国会議事堂正門前を経て、平河町の交差点から青山通りに入り、「赤坂御所」までの、およそ5キロのコースとすることが決まりました。

また、パレードの車列には、天皇皇后両陛下、皇位継承順位1位の皇嗣になられた秋篠宮さまと紀子さまのほか、総理大臣と官房長官などが乗った車も加わり、およそ30分かけて行われます。

一方、パレード翌日の10月23日に総理大臣夫妻の主催で開かれる晩さん会では、狂言師野村萬斎さん、歌舞伎俳優の市川海老蔵さん、文楽人形遣い吉田玉男さんが、五穀豊じょうを祈って舞う「三番叟」を、それぞれ演じることが決まりました。

また、能楽師観世清和さんと息子の三郎太さんによる能も上演されることになりました。安倍総理大臣は会議の最後に「引き続き各式典がつつがなく、国民がこぞってことほぐ中で整然と行われるよう、精力的に検討を進めていく」と述べました。

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