EUトップなど後任選びが本格化 独仏の意見対立し難航か #nhk_news https://t.co/Ej0iKGWfq0
— NHKニュース (@nhk_news) May 28, 2019
ヨーロッパ議会の選挙を終えたEUは28日、ブリュッセルで臨時の首脳会議を開き、EUの執行機関にあたるヨーロッパ委員会の委員長など重要ポストの後任について本格的な議論を始めます。
ことし10月に任期満了となる委員長は、加盟国の首脳で作る「EU首脳会議」が、ヨーロッパ議会選挙の結果を考慮して指名すると定められています。
現在のユンケル委員長は、前回、5年前の選挙で委員長候補として中道右派の会派を率い、選挙の結果、最大勢力となったことを受けて就任しました。
ユンケル氏の後任として有力とされているのが、今回も最大会派となった中道右派の委員長候補、ドイツ人のウェーバー氏で、ドイツのメルケル首相も支持しています。
一方、フランスのマクロン大統領をはじめ、一部の加盟国の首脳は最大会派の委員長候補がそのまま就任するという仕組みに反対する立場で、首脳会議ではドイツとフランスを軸に激しい議論が予想されます。
各国は、来月下旬に開かれるEU首脳会議までに人事案をまとめたい考えですが、調整は難航するものとみられます。