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ソフトバンクグループ」の孫正義社長は13日、都内で行った講演で、日本の生産性を向上させるには、データ入力などの事務作業をコンピューターが代わりに行う「RPA」と呼ばれる技術の導入が不可欠だという考えを強調しました。

この中で、孫社長は「日本は労働人口の減少と生産性の低下という2つの不都合な現実があるが、働き方改革も進むことで1人当たりの労働時間が減るので生産性には問題がある」と述べました。

そのうえで「その解決策が、業務をロボットが自動化するRPAで、AI=人工知能が搭載されることでできる業務の種類も増えて、生産性を爆発的に上げることができるようになる」と述べ、日本の生産性を向上させるにはRPAが不可欠だという考えをしましました。

RPAは、ロボティック・プロセス・オートメーションの略で、オフィスの事務作業をコンピューターが自動化する技術で、企業の間で導入が広がっています。

人の代わりにデータを分類し、入力する作業などを行うことから“デジタル労働者”とも言われ、ソフトバンクでは再来年の3月までに社員の4割が行う業務をRPAに代替させて、その分の人員を新規事業に宛てる計画を示しています。