ベネズエラ 中国から贈られたバス2000台 公共バスとして使用へ #nhk_news https://t.co/ZHUSl117xq
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年7月2日
南米ベネズエラは、マドゥーロ大統領とグアイド国会議長の対立が長期化する中経済危機に陥り、停電のために電車が止まっているほか、ガソリン不足で自家用車の利用も難しい状況が続いています。
こうした中、マドゥーロ大統領は中国から大型バス2000台が贈られたことを明らかにしたうえで、全国で公共バスとして使用し、混乱する交通網を整備すると発表しました。
ベネズエラをめぐってはアメリカ政府が、マドゥーロ大統領の息子を経済制裁のリストに加えるなど圧力を強める一方で、中国やロシアは、大統領を支持する立場を崩さず、対立が強まっています。
マドゥーロ大統領としては、中国からの大規模な経済的な支援を明らかにすることで、みずからの立場を誇示するねらいがあるとみられ、国連は政治的な混乱によってベネズエラから国外に脱出した国民は400万人に達したと発表していて、国際社会を巻き込んだ混乱が続いています。