暴力団員は減少も 全国に60の「準暴力団」 取締りを強化 #nhk_news https://t.co/JVpowBXcu4
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年7月26日
警察庁によりますと、警察が把握した全国の暴力団の構成員や準構成員は、去年の末の時点でおよそ3万500人と、前の年に比べて4000人減り、ことし、統計を取り始めてから初めて3万人を下回る見通しです。
暴力団対策法や条例などで暴力団を排除する動きが強まっていることが影響しているとみられますが、最近は、暴力団に属さずに違法行為を繰り返すグループが各地で確認されています。
特に悪質性が強い集団について警察は「準暴力団」と位置づけていますが、こうしたグループが全国におよそ60あることが関係者への取材でわかりました。
東京や大阪など大都市の繁華街のほか北海道や沖縄などでも確認されているということで、メンバーが入れ代わりながら活動しているとみられています。
警察はこうした集団が高齢者をだます詐欺や密輸などに関わり、資金源にしているとみて実態の解明や取締りを強化しています。