スターバックス前会長 米大統領選への立候補を断念 #nhk_news https://t.co/D7edR3xwqy
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年9月7日
ハワード・シュルツ氏は長年にわたる民主党支持者で、トランプ政権を厳しく批判してきましたが、今の民主党は左傾化しすぎているとして、来年の大統領選挙に中道の無所属候補として立候補することを検討していました。
これについてシュルツ氏は6日、声明を発表し、「私が無所属で立候補すれば民主党で穏健派が候補者指名を受けても、投票用紙に私の名前が書かれるおそれがある」と述べました。そのうえで、「無所属の候補として大統領を目指すことが、私が今、この国に貢献できる最善の方法ではない」などとして、立候補を断念することを明らかにしました。
シュルツ氏をめぐっては大手コーヒーチェーン、スターバックスの会長を務め、知名度が高く資金力もあることからその動向が注目されていましたが、立候補することで民主党の候補者と支持が割れ、結果的に、再選を目指すトランプ大統領を利することを避けた形です。
来年の大統領選挙に向けて、共和党は再選を目指すトランプ大統領の候補者指名が確実な一方、政権奪還を目指す民主党は依然として20人が指名を争うまれに見る混戦となっています。