プーチン大統領 中国参加の軍事演習視察 欧米けん制か #nhk_news https://t.co/4qL4UVBjRv
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年9月21日
ロシア軍は、今月16日から南部オレンブルク州などで中国やインド、それに中央アジア各国など7か国と共同で大規模な軍事演習を行っていて、20日はプーチン大統領が視察に訪れました。
演習では、2万を超える軍用車両や最新兵器などが投入され、ロシア国防省によりますと、NATO=北大西洋条約機構に加盟するポーランドなどに隣接する地域にも配備している、短距離弾道ミサイル「イスカンデルM」の発射演習なども行われたということです。
一方、演習にあわせてロシアのショイグ国防相と中国の魏鳳和国防相の会談が行われました。この中で双方は、来年からの軍事協力に関する計画を近く策定する方針を確認し、連携を強調しました。
ロシア国防省は、今回の演習について「特定の国を対象にしたものではない」としていますが、ロシアとしては中国をはじめとする多国間の演習を主導することで、対立するアメリカやNATOをけん制するねらいがあるとみられます。