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日銀が会合を開いた7月は、アメリカの中央銀行に当たるFRB連邦準備制度理事会が10年半ぶりの利下げに踏み切るなど欧米の中央銀行が金融緩和の方向にかじを切っていました。

こうした海外の動きを踏まえ、この時の会合では、1人の委員から「予防的・先制的に政策対応を行うことが必要だ」といった意見が出ていました。

ただ、別の委員は「短期的な変動にとらわれず、総合的に判断することが重要だ」と指摘するなど、日銀も欧米に足並みをそろえて対応すべきかどうか議論を交わしていました。

日銀は結局、必要であればちゅうちょなく追加の金融緩和に踏み切る姿勢を声明文に明記したうえで大規模な金融緩和策の維持を決めました。

その後、今月もアメリカのFRBヨーロッパ中央銀行が利下げに踏み切って、世界の金融緩和の流れは一段と強まっていて、今後も海外の動きを見極めながらの対応が続きそうです。

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