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FRBのパウエル議長は4日、ワシントンの本部で行った外部からの意見を聞く会合で、アメリカ経済について「全体的には好調だが、いくつかのリスクに直面している」と述べ、先行きに慎重な見方を示しました。

そのうえで「よい状態をできるだけ長く維持することが私たちの仕事だ」と述べ、景気の維持に努めていく考えを示しました。

アメリカ経済をめぐっては、米中の貿易摩擦を背景に今週、製造業の経済指標が10年ぶりの低水準となったほか、4日に発表された雇用統計で就業者数は市場予想を下回りました。

このため市場関係者の間では、FRBが今月下旬の会合で3回連続となる利下げに踏み切るという観測が広がっていますが、FRB内にはさらなる利下げに対して慎重な意見も出ていて、次回の会合が注目されます。