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ルノーは11日、緊急の取締役会を開いてボロレCEOを解任し、財務部門トップのデルボスCFOが暫定的にCEOを務めることを決めました。

ボロレCEOは、ルノーの経営トップだったゴーン元会長に指名され、ナンバー2にあたるCOO=最高執行責任者となり、ことし1月からは、ゴーン元会長の後任のCEOを務めてきました。

交代の理由についてルノーは、日本時間の午後7時半から記者会見を開いて説明することにしていて、ゴーン体制の中枢にいたボロレCEOの交代によって、経営体制を刷新するねらいがあるものとみられます。

ボロレCEOは、連合を組む日産で取締役を務めていて、西川廣人前社長に代わる、新たなトップが決まったばかりの日産の経営体制にも影響することになります。

ルノーのボロレCEOは、ゴーン元会長が巨額の報酬をめぐる事件で解任されたあと、ことし6月に日産の取締役になりました。

そして、取締役などの業務を監視する監査委員会の委員も務めています。

今回、ルノーがボロレCEOの解任を決めたことで今後、日産の役職も外れることになるとみられます。

日産は今月8日に、西川廣人前社長の後任に内田誠専務執行役員が昇格するなど、新たな経営体制を決めたばかりで、取締役のメンバーをどう見直すかを検討しています。

日産は、年明けにも臨時の株主総会を開くかどうか検討していて、それまでにボロレ氏の後任も含めて、新たな取締役のメンバーを決めることになるとみられます。

ボロレ氏はカルロス・ゴーン元会長のもとでルノーのナンバー2を務めてきたこともあり、日産の取締役からも外れればゴーン元会長の体制からの決別が一段と進むことになります。

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