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経済産業省が発表した10月の鉱工業生産指数の速報値は、2015年を100とした指数で98.9と、前の月を4.2%下回って大幅に低下しました。

指数が100を割り込むのは2016年7月以来、3年3か月ぶりのことです。

これは、全国で浸水被害などをもらたした台風19号の影響で工場の操業が停止し、自動車やショベルカーなどの関連部品の調達に支障がでて生産が落ち込んだことが主な要因です。

また農業機械や建設機械の一部で、台風被害の復旧が遅れているため11月の主な製造業の生産活動の予測も1.5%低下すると見込んでいます。

このため経済産業省は、生産活動の基調判断を「このところ弱含み」から「弱含み」に修正しました。

一方で先月の消費税率の引き上げによる生産への影響については、消費が落ち込んだため生産を減らしたという業種は特に見られないと分析し、12月は台風被害の復旧もある程度進み、生産は増加すると見ています。