https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

企業買収の仲介や助言を行う専門の会社「レコフ」によりますと、去年1年間に行われた日本の企業による会社の買収や出資の件数は、4088件でした。

前の年より238件、率にして6%余り増え、調査を始めた1985年以降で最も多くなりました。

最も規模の大きい買収は、ビール大手「アサヒグループホールディングス」が、1兆2000億円余りを投じたオーストラリアのビール会社の買収でした。

件数が増えたのは、大手企業が事業を拡大するために、去年、相次いで買収や資本提携に踏み切ったためです。

また、後継者が見つからない中堅企業を中心に第三者に事業を引き継ぐいわゆる「事業承継」のための買収が増えていることも大きな理由とみられています。

レコフの稲田洋一社長は「事業をあとに残すためには第三者による買収も有効だという認識が浸透してきているのではないか」と話しています。