東芝 車谷会長が4月に社長就任 権限集中させ経営立て直し #nhk_news https://t.co/mV5gSFcbLQ
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年1月18日
東芝は18日午前、取締役会を開き、車谷会長がことし4月1日付けで社長に就任する人事を決定しました。
車谷氏は三井住友銀行の副頭取などを経て、2年前に東芝の会長兼CEO=最高経営責任者に就任し、中期的な事業計画の策定などを主導してきました。
生え抜きの綱川社長は代表権のない会長に退くことになり、東芝の社長に外部から招いた人材が就任するのは48年ぶりだということです。車谷氏は引き続きCEOを務めるということで、会社ではより権限を集中させて、意思決定をはやめるねらいがあるとしています。
東芝は不正会計問題やアメリカの原発事業の巨額損失で経営危機に陥り、稼ぎ頭だった半導体子会社を売却するなどして経営の立て直しを図っていますが、新たな収益の柱をいかに育成するかが課題となっています。
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東芝子会社が架空取引 売り上げ約200億円多く計上か #nhk_news https://t.co/XrSD3X5Zp6
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年1月18日
架空取引が確認されたのは川崎市に本社がある東芝の子会社「東芝ITサービス」です。
発表によりますと、去年11月、この子会社と他社との間で実在が疑わしい取引があるという外部からの指摘があり、社内調査を進めたところ架空取引が行われていたことが分かったということです。
これまでの調査では去年4月から9月までに架空の取引によって、売り上げが実際よりもおよそ200億円多く計上されていたということです。
また、架空取引は数年間にわたって、グループ以外の複数の企業が関係していたと見られるということで、引き続き調査を進めるとしています。
東芝では今年度の決算で架空取引による売り上げを取り消す方針で、グループ全体の業績への影響などについても調べています。
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