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日産自動車会長カルロス・ゴーン被告は、レバノンへの逃亡時期を昨年末にした理由について、日本の休暇時期を狙ったと明らかにした。17日付のスペイン紙パイスがインタビューを報じた。

 ゴーン被告は年末を選んだ理由を問われ「(日本の)人々はリラックスし、休暇を取り、スキーに出かけたりする時期だからだ。良いタイミングだった。逮捕されたときは驚かされたが、出国では彼らを驚かせた」と答えた。

ルノーは17日、去年1年間の世界での販売台数が375万台となり、前年を3.4%下回ったと発表しました。

販売の半数を占めるヨーロッパでは1%余り伸びましたが、アメリカの制裁を受けたイランからの撤退で、中東やアフリカなどでの販売が19%余り減ったほか、市場が縮小した中国では17%余り落ち込み、世界全体では前年を下回る結果となりました。

連合を組むルノーと日産は、両社のトップだったゴーン元会長が去ったことで対立が表面化し、連携による新たな成果を打ち出せない状況が続いています。

こうした中でライバルのグループは異業種との協力や次世代の技術の導入を進めていて、販売面でもドイツのフォルクスワーゲンが去年の世界販売台数で過去最高を記録するなど着実に成長を続けています。

ルノーは競争でこれ以上、遅れをとらないよう連合を組む日産と連携の具体策を早急に打ち出したい考えで、業績の立て直しにつなげることができるかが大きな課題になっています。

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