米 先月の住宅着工件数 13年ぶり高い水準 低金利背景に #nhk_news https://t.co/JSNWJ6vOpU
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年1月18日
アメリカ商務省が17日に発表した先月の住宅着工件数は、年率の換算で160万8000戸となり、前の月と比べて16.9%の大幅な増加となりました。これは1年前の同じ月と比べても1.4倍の規模で、住宅建設が活況だった2006年以来、13年ぶりの高い水準となりました。
内訳を見てみますと、戸建て住宅が前の月と比べてプラス11.2%、5世帯以上の集合住宅がプラス32%でした。
これは中央銀行に当たるFRB=連邦準備制度理事会が、去年7月以降、3回連続の利下げを実施したことを受けて、銀行が住宅ローンの金利を引き下げていることが背景にあるとみられます。
アメリカ経済は住宅市場の回復に加え、株価の上昇も続いていますが、低金利が長期化すれば不動産や株式に過剰に投資がなされるバブルの危険性も指摘されていて、その動向が注目されています。
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