「売り場」は消える? 23年務めたイオン社長の考え https://t.co/t8E61yDLil
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) 2020年2月12日
イオンの約23年ぶりとなる社長交代のニュースが1月、話題を呼んだ。創業家出身の岡田元也社長は退任発表の記者会見で「長すぎたかな、という思いは正直、ありました。イオンも成長スピードが落ちており、新しい成長モードに切り替えないといけない。若い人たちがもっと学習し、成長する機会を設けるのが、私の最後の使命です」と話した。その発表直前に行ったインタビューで語ったのは、長い社長時代に直面した小売業の変化と、そして今後待ち受けるであろうさらなる激変だった。
――いま、世の中の消費者は何を一番求めていると思いますか。
「それが分かれば、苦労はしませんよ……」
――かつてはバブル期のブランド志向、その後は低価格志向など割とはっきりしていました。ネット販売の広がりもあり、既存の小売業からみれば、トレンドを把握しにくくなっていませんか。
「そうですね。ただ、『低価格志向』とはよく言われますが、そう単純ではありません」
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